Pianissimo  


午前零時窓の外はきらめく宝石
いつもなら肩寄せて見つめあった女性(ひと)はいない
Panissimoの残り香がほのかに漂う
あなたの部屋熱く抱き合った日々は遠く
手にした受話器の呼び出すその先に
ひとりうつろいながら過ごすあなたがいる
涙で濡れた頬を抱きしめ眠った夜が余りにせつない
ワイングラス映る天の川揺れる心を漂わせる


人の波に流され行く都会の孤独
あなた同じように彷徨っているのだろうか
二年の日々流れる中幾度すれ違い
どちらからともなく紡ぎ合った愛の軌跡
耳に残るその声を今夜聞けるなら
もう何もいらない全てをかけて守ろう
「どうしてるのか?」の一言さえも届かぬ距離が埋められない
永遠を誓った愛の言葉が姿を変えるPianissimo

同じ夢を追った二人を見守っていた天の川は
Pianissimoに変わりゆく愛を見つめている憂いながら


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